「ええ、学校の体育もいつも見学ですし」

「そうなのね」

「それでも、少しずつ体もだいぶ強くはなっ

てきてはいるんですけどね」

自分たちのアパートメントの地下駐車場に到

着すると、隆は寝ているゆみの事を抱き上げ

て、家のベッドまで連れ帰った。

「それじゃね、良明くん」

「はい、おやすみなさい」

良明は、大きな声で隆に挨拶していた。