ゆり子先生は、飼い主と大人同士、ずっと日

本語でお喋りを続けていた。

2人の会話を聞いていてもよくわからないし

ゆみは居間を離れると、キッチンの方へ犬を

見に行った。

「かわいい?」

ゆみは、食事中の犬たちの側で撫でていた良

明に話しかけた。

良明が振り向いて、ゆみに頷いた。

「私も撫でてあげようかな」