「先生、着替えたの?」

ゆみは、ゆり子先生と一緒にマンハッタンの

市街を歩きながら聞いた。

「そう、さっきピンポンで遊んでいる間に」

ゆり子先生は、ゆみに答えた。

ブロードウェイで待ち合わせした時は、紺の

タイトスカートだったが、今は黒のパンツを

履いていた。

「どこに食べに行くの?」

「先生の知っている中華料理屋さん」