「ほら、打つよ」

ゆみが、もう一度、良明に向かってピンポン

の球を打とうとしたが、良明はソファに腰掛

けたままだった。

「疲れちゃった?」

ゆみは、良明にきいた。

「そうよね。ずっと、ゆり子先生とピンポン

していたものね」

ゆみは、良明に答えると、自分も良明の横の

ソファに腰掛けた。