クラスの男子生徒たちは皆、右側の教室へと

入って行ったため、ゆみたちのいる左側の教

室は女子ばかりになっていた。

「え、女子と男子で別れるの?」

「そうよ」

百合子は、ゆみに答えた。

始業のベルが鳴って、女の先生がきた。

「森本といいます」

どうやら次の家庭科の授業は、森本先生が担

当の授業らしかった。