祥恵は、ゆみに追いつくと中等部の校舎へは

戻らずに、途中にある平屋建ての校舎へ行く

ために右へ曲がった。

「え、そっち」

ゆみも、姉の後について右へ曲がる。

そこの校舎の前には、大きな木材や薪が大量

に積まれていた。祥恵は、その木材の山の中

を奥へと進んでいた。

ゆみも、木材に埋もれている狭い道を祥恵の

後を追って、進んでいた。