「後、君は左の方へ移動して」

大友先生は、姉の横に立っていたゆみにも、

中央寄りから左寄りの方へ移動するように伝

えられた。

ゆみは、姉の手をしっかり握ると拒否した。

「ゆみ、左の方に移動だって」

祥恵は、ゆみに囁いたが、ゆみは首を横に振

って、姉から離れたくないとアピールした。

「あの、彼女は私の妹なんです」

祥恵が代わりに先生へお願いした。