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フジ日枝氏の辞任要求
米ファンドがフジ日枝久氏の辞任を要求。40年近くの支配を批判。株主からの圧力が高まる中、フジの経営陣の対応が注目される。
米国の大手投資ファンドが、フジテレビの日枝久取締役相談役に対する辞任要求を2025年2月3日付で行った。この要求は、日枝氏が約40年にわたりフジサンケイグループの経営に大きな影響力を持つ「独裁者」であることへの批判が背景にある。日枝氏は1980年代からフジの重要なポジションに就き、グループ全体の人事や経営方針に深く関与してきた。しかし、最近の中居正広氏の女性トラブルを巡る対応や、他の経営問題により、フジテレビの信頼が失墜。株主や社員からの批判が強まり、特に外部からのCM撤退など経営への影響を考慮して、今回の辞任要求が行われた。この動きは、フジのガバナンス体制の見直しや、経営陣の刷新を求める声の高まりを反映している。
記事執筆: 今井 ゆみ
軽井沢タイムズ記者。
記者URL: https://p-oi.com
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